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トラウマ(心的外傷)ということばは、テレビのワイドショーや巷でもよく聞きます。大地震などの災害や虐待を受けた後に症状や後遺症が消えないときに、このことばは使われているように思います。裁判員制度をめぐっても一時期話題になりました。

トラウマは心の病気ではありません。何十年もカウンセリングや心理療法に行く必要もありませんし、薬を一生涯飲み続ける必要もありません。


−ピーター・リヴァイン博士

トラウマというのは・・・実は、ショックの内容はあまり関係ないのです。

ショックの内容よりもショックを経験した時に、人間の神経系がその反応を体にインプットした状態のことを言います。動物も人間も闘うことも逃げることもできなかったときには、硬直します。しかしその凍りついている間にも闘ったり、逃げたりすることに使われるはずの大量のエネルギーは身体の中を駆け巡っているのです。(そして野性の動物は自然と体内に溜まってエネルギーを解放できるのです。)

単発に起こること、過去に継続して起こったこと、どちらも人間の神経システムにとっては危機として扱われ、そして硬直によって蓄積したエネルギーは身体のなかで閉じ込められたままになり様々な症状を作り出します。

例えば、何年も前に目撃した事故により、外へ出かけようとするとパニックが起こることもあるかもしれませんし、転倒などによるショックで光、音、特定の色に極端に敏感になるかもしれません。また、虐待などを繰り返し受けて育った子どもが対人関係でどうしても距離感がつかめないこともあるでしょう。さらに完ぺき主義の親から育てられた子が大人になって疲労感が続き、やる気がでないという状態を経験することもあります。もっと言うと、仮死状態で産まれた子どもがその記憶はなくても、肩こりや神経痛などの数々の症状を訴えるかもしれません。


トラウマ症状は実に沢山ありますが、共通して見られたり、他の症状よりも
早期に現れるのは、下記の 1.〜4.です。
上記の解説

1.過覚醒とは、強迫的な過度の警戒のこと

2.狭窄とは、緊張、強張り、締め付けられ感のこと

3.乖離とは、一時的な身体からの分離体験や、身体や体験の一部との断絶のこと

4.身を守ったり逃げたりすることが出来なくなったとき身体が動けなくなること




 
 

 

どれも“硬直反応”の際、身体のなかで解放できなかった大量のエネルギーが起こしているのです。

よって、個人の理性の部分ではコントロールできないのがトラウマの特徴です。従来の洞察を促すカウンセリングでは効果が期待できないばかりでなく、逆に神経システムにさらにトラウマ反応の打撃を刻印することになってしまうのです。

では、どうやって症状を治していったらいいのでしょうか?

−答えはエネルギーの解放です。


硬直によって身体に閉じ込められたエネルギーはどのように解放するのでしょうか?

数あるトラウマ療法のなかでも、非常に非暴力的で安全な身体ベースの技法 ソマティック・エクスペリエンス(R)を紹介していきます。

ソマティック・エクスペリエンス(R)

 



 


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